z et n.
2015年1月14日水曜日
おかしくなるほど、孤独。
ときどき、孤独。
ひとりぼっち。
誰もいない場所から、君を呼んでみる。
「ねえ、何処にいるの?」
返事を待って、沈黙。
それから、静寂。
却って寂しさは増すばかり。
ぼくは耳を澄ます。
どんなにちいさな音も聴き逃さないよう、じっとしたまま。
何もない闇、ときどき暖かくて、ときどき冷たい。
方位磁針は持ってるけど、こんなに暗い場所じゃ役に立たない。
楽園から遠く離れて、ぼくは此処にいる。
自分があまりにも滑稽なので、すこしおかしくなって笑った。
ぼくの笑い声だけが、がらんとした夜に響き渡った。
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